■ ■
日本製のヴィンテージリング
今どきはというか、平成のとあるタイミングの頃から色の濃いアクワマリンが出回りだしましたが、それ以前のアクワマリンといえばこちらの色なんですよね。懐かしい…
今となっては、むしろこちらの色のアクワマリンを見かけることが減ってますね。
世間的には色が深いサンタマリアに近い色が好まれるのでしょうけれども…
世の中SDGsだなんだと騒いでおりますが、
その価値観からの視点だと、工程がどうだこうだというのは環境とはあまり関係なさそうで大したことではないと思われるかもしれませんが、
例えば、この彫は、ヨーロッパ由来の彫りの技術ではなく、日本で生まれた彫りの技術で、ルーツは刀装具の制作に由来するそうです。
つまり、技が長い歴史を経て、制作するものの種類や形を変えながら持続してきた。
その生き残った(持続してきた)技が目に見える形で現れているわけです。
「長い歴史を経て持続してきたもの。」そこに着目せずに、その視点を大事にしないが故に、この技はどんどん消えつつあるのですが、
持続させることを大事にする価値観を持つのであれば、既に長い歴史を持つ技がどんどん減って消えかかろうとしているのであれば、やっぱり大事にしたい、持続させたい。と、思いますよね。
何を言いたいのかがぼんやりしてきましたが…
まぁとにかく、昔の手作りの技が消えかかっていることを体感しているので、大事にしていきたいですよね。っていう考えもあって、手作りのジュエリーを紹介しているわけでございます。
アクワマリンの表面はルーペで見るとわずかにキズは確認できますが、綺麗です。
内部のインクルージョンも気になるものはありません。
アクワマリンはどれもインクルージョン少ないですけどね。
実物は写真よりうるうるとみずみずしい感じです。
ダイヤモンドも綺麗です。
石座は手作り、アームも手作りだと思います。
時代は、昭和50年代前後?
刻印は P.m(陽刻)
0 件のコメント:
コメントを投稿