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2022年6月9日木曜日

ルビー スクエアカットメレダイヤモンド 手巻き唐草 Pt900 ペンダント #VJJ26081 昭和ジュエリー #VJJ肥前屋



日本で作られたヴィンテージのペンダント


四角くカットされたルビーと、スクエアカットのメレダイヤモンドがビシーッとレール留めでセットされております。

良いですねぇ~

プリンセスカットと違い明らかに面数が少ないので、ダイヤモンドの透明感が楽しめます。

ダイヤモンドは、屈折率の高さによる輝きの強さも楽しめますが、

透明感も楽しめますね。


それはさておき

作りもなかなか良い感じで

裏側が手巻きの唐草なんですよねぇ~

完全に見えない場所ですよね。

ここにこういう装飾・・・

奥ゆかしいというか、豊かだぁ~ と・・・


側面のミル打ちもビッチリ綺麗というか、しっかり粒が立っています。

これ、先の丸い金線を列でくっつけてるのか?

と、思いましたがどうもそうでもなく・・・

溝をどんどん作って先を丸めたのかな?

よくわかりませんが…


ルビーは透明感ありますが、内部にインクルージョンも確認できます。

表面はわずかに小キズあります。

蛍光はあまりありません。



作りは唐草はもちろん手巻きですが、大まかな枠も手作りだと思います。


時代は、昭和40‐50年代前後でしょうか


刻印は Pt900(陽刻) 、 123 、 33


仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。





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2022年6月7日火曜日

ヴィンテージミキモト あこや真珠 トワエモア リング #10 #VJJ26071 #VJJ肥前屋



ヴィンテージのミキモトリング


あこや真珠 約7.8mm & 約7.7mm


あこや真珠は、小キズはありますが、経年を考えると状態は悪くないと思います。


枠は鋳造枠にミル打ちと彫りを入れているのだと思います。


時代は、どうでしょうねぇ

昭和30-40年代??


刻印は 貝М(ミキモト刻印)、 K18


仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。





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2022年6月6日月曜日

変則三文字 サファイア ダイヤモンド 枠は鋳造だけれども手巻き唐草 リング #9 #VJJ26061 昭和ジュエリー #VJJ肥前屋



日本で作られたヴィンテージリング


割と色に深みがありますが、ビシーッと透明感のあるサファイア

整っています。


おおもとの枠は鋳造だろうと思います。

枠の中のスペースを埋める唐草は手で巻いたものをロウ付けしております。


枠は鋳造と書いたものの、ダイヤモンドの爪などは鏨で地金を叩いて起こした爪だろうと思います。


ですので、手作り風味のする鋳造枠というかそのような感じです。


枠はそこそこの使用感ありますが、

石への意識が高かったのか、サファイアはあまりキズが入っておりません。


サイズダウンの痕跡あります


時代は、昭和50年代


刻印は S1.10 、Pt900ホールマーク 、0.16 


付属品 中央宝石研究所鑑別書付き 52年6月8日の日付入り


仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。





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2022年6月5日日曜日

ペアシェイプカット翡翠 P.m 伊勢丹 ペンダント ネックレス 39.5㎝ #VJJ26052 昭和ジュエリー #VJJ肥前屋



日本製のヴィンテージペンダント ネックレス


ペンダントは、繊細に見えて割としっかりした作りです。

びっしりミル打ちが入り、上部にちょこっと和彫りも入り、

側面に手巻きの唐草も入り、

下のダイヤモンドを留めている個所は鏨で打って盛り上がった地金で作った爪でダイヤモンドがセットされています。

そうそう、そうなんですよ。鋳造で作った枠はそういうのがないんですよね・・・

鋳造で上がってきたものを爪留めして、磨く…

人の手が関与しているのは、爪留めだったり、メインになるのは磨きですかね。

制作に携わってませんので偉そうなことは言えませんが、

磨き主体のジュエリーの印象なんですよね…

磨きの元になる動力といえば、電力を使用したモーター・・・

それに対して、手作りのものはモーターももちろん使う部分はあると思いますが、

ヤットコで地金曲げたり、槌と鏨でコンコン打ったり

ギューッと押さえつけながらローレットゴロゴロしてミル打ち作ったり、

動力源が人・・・人の動力源は飯…

飯食べた人が、汗かきながら作り上げてるもの…


鋳造品はまだ人が関与している部分も多いですが、

スマートフォンなどは、ほぼ機械が作ってますからね…


気づいてみたら、人が汗水たらして作ったものが身の回りから消えている…

そういうことを考えていると、人が汗水たらして作ったもの、

そして、特に高度な技で作り上げたものは、

現代において力があるというか、今のような時代だからこそ魅力が増しているというか…


さて、翡翠ですが、

こちらは残念ながらあまり質がいいとは言えません

結構内部のインクルージョンが大きいんですよね…

伊勢丹たるものが~

と、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、

良質な宝石がどんどん入ってくるのはもう少し後の時代のもので、

当時はこれでも立派なものだったと思われます。


なんせ、合成石が普通にジュエリーにセットされていた時代ですので、

そんな時代の、貴石である翡翠ですからね

大目に見てやってください

色は薄いものの、そこそこの透明感もありますしね


時代は 昭和30-40年代??

昭和40年代前後だと思います


刻印は

ペンダント 伊勢丹刻印 、 [P.m](陽刻)

バチカン 伊勢丹刻印 、 [P.m.](陽刻)

ネックレス プレート Pt850ホールマーク

引き輪 Pm850


ネックレスは ぎりっぎり40㎝とみるか、余裕を持った39.5㎝とみるか微妙な感じのサイズです。


仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。





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