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2021年6月13日日曜日

オパール 鋳造唐草 変則千本透かし K18 リング #14.8 昭和 #VJJ16131



こんにちは
今後は、紹介ペースを上げれていければなと思っております。

こちら、鋳造枠
わざわざ紹介しなくてもいいかなー?
とも思っていましたが、
やっぱり紹介しておこうと思いなおし今回の紹介に至りました。

割と華があって綺麗なオパールですが、
光にかざすと割と光を通します、中央あたりにもやもやとしたインクルージョンを肉眼で確認できます。
角度によって、黄緑多めだったり、オレンジ多めだったり、黄色も見えたり、水色も見えたり色々楽しめます。
屋内の方が鮮やかに見えて、屋外だとあれ?ちょっと色彩ぼんやりな感じかな?と、思うこともありますが、光源や光の入る角度などなどによって表情変わりますのでいろんな場所で楽しんでみてください。
爪のあたりに、角度によっては?カンかな?と思ってしまうようなものが見えますが、こちらは凹みですので、亀裂ではありません。
あぁ、インクルージョンあるんだな等々
という見方をされるかたもいらっしゃるかもしれませんが
そもそも、この色味のオパールで透明感を感じれるものがどの程度あるのかということを考えると、見方も変わるかもしれませんね。

枠は鋳造枠。
綺麗なオパールに、ちょっと珍しいデザインで、手作りではないのか―という思いはありますが、
本当に珍しいデザインなんですよ。
唐草と、千本透かしが楽しめるタイプなのですが、その千本透かしが両脇に入っています。
と、ここまではまぁ、珍しいといっても珍しい中でも、普通といえば普通ですが、
千本透かしの上側が、枠にくっついていないんですよ。
意味わかりますかね?
千本透かしが格子状ではなく、上側が枠にくっついていません。櫛状のままになっています。

だから一体それが何なんだと言われれば、そりゃそうなのですが、
膨大な量の千本透かしを見てきた者としては、たとえ鋳造といえども、興味が湧いてきますね。
なんでこんなデザインになっちゃったのか??
枠をよくよく見てみると、鋳造パーツをくっつけていますね。
メインの枠に千本透かしのある部分、▽的な形のパーツをロウ付けしています。

まるっと鋳造すれば手間も楽になるだろうに、わざわざ別パーツにしてロウ付け。
そうすることで、全体がヌルっとぼんやり見えちゃうところが、ピシッとなるのかな?
そういう目で見ていくと、そうか、つや消し部分がこの▽のパーツに入っていますね。
確かに全体を鋳造して、この特定部分をつや消ししようとするとそれはそれで面倒かもしれない。
というか、わざわざ「ここにつや消しを入れたい」と、思う気持ちが見え隠れするところに、
コスト意識高い系ではなく
装飾意識の高さが見え隠れしているところがうれしいですね。

時代は昭和50年代前後・・・かな?

刻印は K18(陽刻)

仕上げ他メンテナンスののち納品いたします。




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2021年6月12日土曜日

イタリア製 お花?モチーフペンダント 750/925 中古 #VJJ16121




お久しぶりでございます。
ずーっと更新しなきゃと思いつつ
なかなか出来ずにいました。

文章って、一度書く習慣が止まると、脳みそもそれに慣れてしまうようで
何書かけばよいのかわかんなくなってしまっている状態ではありますが、
皆さんにお伝えしたいボンヤリしたことは保ち続けていますので、
それを再びお伝えする気持ちをもって少しずつ書く事に慣れていければなと…

こちら、イタリア製と思われるペンダント
銀色の部分はシルバーで、金色部分は18金です。

デザインとしては、お花だと思うのですが…
どことなくジョージジェンセン風味漂うと言いますか、
デザインの意図というか意志というか雰囲気ありますね。
どこかの刻印入ってますので、作り手さんにしてみれば、※※に似ているなどと書かれるのは本意ではないと思いますが、誉め言葉として使わせてもらいました。
単なるデザインというよりは、クラフト感というか、手作り感というか、そういう部分もほっこりしてて、それがこのペンダントの良さの一つの側面だと思います。

割と使い込んだ感じです。
仕上げをすることで雰囲気がらりと変わってピッカピカになりそうな気もします。
雌しべっぽい部分がやや曲がっている気もしますので、職人さんと相談の上まっすぐにできるようならしてみます。

刻印は 925 、 750

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。



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2021年5月1日土曜日

まぁねぇ~ う~ん・・・ 難あり縦長マベパール K18 覆輪留め ペンダント 平成? #VJJ15011



日本で販売されたものだと思いますが、
この辺になると、日本製かどうかはよくわかりません。

割と地金節約型の発想でデザインされたペンダント
輪っかのところもなんだかペラペラ感はありますね。

残念ながらマベパールの側面部分が割れています。
つぶしてしまっていいじゃないかという考え方も当然あるとは思いますが、
このような感じのマベパールのジュエリーを見る機会があまりない者にとってみると
つぶしちゃうのはもったいないよねぇ~
と、言った感じでしょうか・・・

もともと青みのある真珠ですが、
木の板背景のものは青みが強く出すぎています。
逆に、黒板背景の写真は白すぎで、
方眼紙背景のものは、暗すぎですかねぇ~

輪っか部分は、量産されたパーツを使用していると思います。

時代は、おそらくではありますが、平成ですかねぇ

刻印は K18

仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。



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