一見、綺麗なブルー系のブラックオパールに見えますががが、
トリプレット といわれるもので、薄いオパール層をサンドイッチ状態にしています。
拡大してみるとこのような感じ ↓↓



上は透明、下はグレーっぽい材質に挟まっているオパール層確認できますか??
私たちは、ナチュラルではないということが判断できればそれでいいので、その素材は何かなど詳しいことはわかりませんが…

おまけに、14K の刻印が危うい感じ。
おそらくアジアのどこかの国に旅行に行った際に購入したのでしょうか?
これは、14金の品質はおそらくない可能性が高いと思います。
全くないというわけではなく、刻印程の品位は無い可能性があるという意味で…
という判断で、販売不可でございます。

ちょっと、惜しいのは…
ハンドメイドであることと、ダイヤモンドがシングルカットであるということ。
シングルカットのちょっと輝きを内に秘めて、自己主張をちょっと控えた感じは、嫌いじゃないというか、むしろ、これがダイヤモンドらしいかなと思う節も…
まあでも、どこかで線を引かないといけないので、こういう類は当店ではNGって事で…
いや待てよ、そうなると、シンセティック石を使った千本透かしはどうなるんだという話に…
昔は、こういう処理を忌み嫌って製品そのものまで全否定していましたが、
石だけに注目するのではなく、いろんな部分に気づきだすと、それはそれとして、カワイイとこあるよね? 処理さえ明示しておけば・・・って感じで、一刀両断にできなくなりました…
というわけで、これを潰すのか?という問いにまだ答えは出せません…
>> CLASSICS HAKOZAKI -Jewelry-
渕上清志のオパール観
【管:N510017