2019年5月15日水曜日

キャッツアイ的なガラス 千本透かし K18 リング #11 /1905151

ちょいと個性的な石座の千本透かし・・・

ハンドメイドで、割と古そうでいい感じ…


鋸刃でまっすぐ線を引いて千本透かしを作り上げています。


アームのスタイル、曲線も良い感じ。
面取りもあり…


で・・・
この石は、何の石だろう…??
安易に適当なことは言えないですし・・・
鑑別機関に持ち込んで調べてみると・・・








マジかー
こういう結果になるとは予想外・・・


で、中央宝石研究所に持ち込んでみる…
通常の料金に加えて特殊検査の追加料金がかかりますとの事・・・
マジかー・・・
天然石だとしても、そう高いものではないだろう・・・
でも、でも…
ちゃんとした枠なので、何の石かわかりませんというのもどうも気持ちが落ち着かない…

んで、もともと安くないソーティング代に加え、追加料金を支払い検査…
結果は…








お、おぅ・・・
マジかー・・・
予想を上回る結果💦

古いジュエリーは、K18刻印でも、全然金性足りないものがある中、こちらはちゃんとした品位がありますし、作りも丁寧ですので、はなから人をだまそうとしているリングではない・・・
で、この結果。

どういう事なんでしょうね…
・当時は天然石が高すぎたので代用
・天然石と思っていて騙されていた

まぁ、どうなんでしょうね…
面白い。
現代ジュエリーだと何だかおかしな気もしますが、
合成石全盛の時代のリングですから、まぁそういうものかと言えばそうなのかもしれませんが、
合成サファイア、合成スピネル等は多いですが、
ガラスはたまにありますが、少ないですね。



結構な使用感はあります。
でも、ガラスは無傷ではなく、爪のあたりに欠け等も見られますが、ガラスの硬度を考えると、経年、枠の場内など考えると要所要所は気を付けて使われていたことが想像できます。


金の枠にセットされて何十年も経てきたガラス…
何だか存在感を放っているような…

天然石をお好きな方にはお勧めできませんが、
ジュエリーって何? って事を考えた時に、
ラリックの作品はジュエリーか否かとか考え出すと、そりゃジュエリーですよね。
では、このリングのガラスはどう考えますか?
みたいな感じで、ジュエリーの定義は何ですか?的な事を問うている気もします。


他人の評価が気になりすぎる人にとっては、
メインの石が「ガラス」であるという事は、なかなかそわそわ落ち着かないかもしれませんね。

アームを面取りしていることによって影。いい感じですね。
今回、メインの石がガラスですが、
メインの石は普通にジュエリーに使われる石だとして、作りが量産枠でコストを抑えたもの
と、どっちがええのか?
とか、まぁそんなことも問うている気もします。
現代ジュエリーなんて、面取りするコストより安くしたほうがよい。そういう思想が作りに反映されている気がするんですよね~
というか、まぁ、こちら側のアンテナがそうなっているからだとは思いますが…

刻印は
[K18](陽刻)



仕上げ他メンテナンスの後納品いたします。
この、経年の風合いも味と言えば味ですが、
せっかくなのでバシッと仕上げをしましての納品を考えておりますが、
このままで…
という方がいらっしゃれば、このままでも大丈夫です。
でも、汚れは職人さんに綺麗にとってもらいたいとは思っていますが、
汚れもそのままで・・・
という方がいらっしゃればそのままでも大丈夫?です。

中央宝石研究所ソーティングメモ付き

といいつつも、メインの石がガラスですからお勧めはしません。
(おい!ここまで読ませといて何を言うか!! というツッコミは無しでお願いします)

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