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昭和に作られたミキモトのブローチ
ほんのりピンク色がかったあこや真珠がセットされています。
真珠の大きさは約7.5mm~8.1mm
10粒使われていますので見ごたえあります。
表面の真珠層がいたんでいるものもございますが、深く傷んでいるものはございません。
ミキモトにしては珍しく、と言ってもたまにありますけど、表面に真珠用の接着剤ついちゃっているものもございますが、可能な範囲で除去してもらいます。
輝き自体は綺麗ですよ。キリリビシィィィッって感じではなく、ふんわりしっとり奥行きのある輝きです。現代の真珠でよく見るような無理やりギラつかせられているような感じではありません。
処理の有無の詳しいところはわかりませんが、真珠のナチュラル感って大事だと思うんですよね。宝石って宝の石ってわけですから、後付けの輝きではなく内面からというか本質的な部分が美しくないとって思うんですよね。
わずかでも欠点があるとだめだこりゃ、無理無理
では、ヴィンテージ物は扱えないんですよね。
誰のものにもならなかったものが良いのか悪いのか
購入されたものの使われなかったものが良いのか悪いのか
1方向からだけ見るとよく見えることも、別の角度から見るとそれって本当に良いことなのか?と、疑問に思うことも多いですね。
欠点はあるかもしれないけれどもそれ以上に取り扱いたいと思わせる何かがあるのかないのかって、今売れやすいかどうかって事より大事なことだと思っております。
こちら、枠は手作りだと思います。
恐らく金具も手作りです。
今はなかなかないでしょうねぇ~
既製品の金具があるのに見えない部分の金具をわざわざ手作りで作る人は…
でも、その金具が手作りって面白いですよね。
いや、面白いというか、貴重というか、なんて言うんでしょうかね。失われつつあるものが目の前にある感覚…
まぁ~ 面白んですよ。
枠は、経年の酸化でで変色している個所があります。仕上げでビシッと綺麗になると思います。
自分にとっては、汚れとか変色とかってほとんど気にならないというか、くすんでいても仕上げ後の姿が見えているのですが、
そうではない方がほとんどのようだと最近知りました💦
と、知ったうえでもメンテナンス後の写真ではなくそのままの状態で撮影しちゃいますが…
まぁ、写真でお伝え出来ることは限度がありますからね。
時代は、昭和40‐50年代?
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